ビジネスの現場では、ちょっとした言葉の使い方によって印象は大きく変わってしまうもの。それがプラスの効果をもたらすのならいいとしても、適切でない表現を用いたため、結果的に後悔してしまうというケースも決して珍しくはないはずです。そこで目を通しておきたいのが、『「あの時、別の言い方をしていれば...」ともう後悔しない! 言葉づかいのトリセツ』(ビジネス文章力研究所著、実務教育出版)。 著者の「ビジネス文章力研究所」とは、編集・ライティングのプロフェッショナルによって構成される集団。「信頼される敬語」「ちょっと大人のいい回し」「心に刺さるひと言」「角が立たない伝え方」など、ビジネスパーソンの「話す」「書く」「聞く」技術を蓄積するために生まれた研究グループなのだそうです。少し前にご紹介した『その日本語、大人はカチンときます! 』(青春出版社)も、同じ著者によるものです。 相手に応じて、シーンに応じて