政府・自民党は東京都議選の惨敗を引きずらないよう、8月の内閣改造前後に相次ぐ選挙に神経をとがらせている。最初の関門は都議選後初となる与野党対決型の仙台市長選(23日投開票)だ。自民党は無党派層の動向が左右する都市部での連敗阻止を目指す。16日告示の横浜市長選(30日投開票)に続き10月は衆院愛媛3区補欠選挙もあり、敗北が続けば安倍晋三政権の求心力に響きかねない。(岡田浩明) 新人4人で争う仙台市長選は、元衆院議員の郡和子氏が民進、社民両党県連の支持に加え、共産党県委員会の支援を得る「野党共闘」候補として臨んでいる。葬祭業社長の菅原裕典氏は自民、公明両党が地方組織レベルで支援し、両氏の事実上の一騎打ちだ。 投開票日まで1週間となった15日、菅義偉官房長官は仙台市に入り、集会で組織を引き締めた。高い知名度で先行する郡氏を菅原氏が猛追する展開で、その差は「1ケタまで追い詰めている」(自民党選
![自民試練の相次ぐ地方選 都議選惨敗の影響懸念 (産経新聞) - Yahoo!ニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/ec5e42a5b7af6cf0369cdd1deb851fadb0afdf45/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Flpt.c.yimg.jp%2Famd%2F20170717-00000048-san-000-view.jpg)