東京都生まれ。1979年、早稲田大学第一文学部在学中に『夜の樹』で第48回文學界新人賞佳作に選ばれ[2]、『文學界』にてデビュー。卒業後の1982年、新潮社に入社。1998年、海外文学シリーズ「新潮クレスト・ブックス」創刊。2002年、季刊総合誌『考える人』を創刊、編集長となる。2006年より「芸術新潮」編集長を兼務し、2010年6月退職[3]。2009年より慶應義塾大学総合政策学部特別招聘教授(2014年春まで)[4]。 2012年、『新潮』7月号に長篇『火山のふもとで』を発表し、小説家として再デビュー。第34回野間文芸新人賞候補に挙がる。2013年、同作により第64回読売文学賞受賞。 2013年12月、『沈むフランシス』が「キノベス!2014」第4位に選ばれた[5]。 2018年、『光の犬』で芸術選奨文部科学大臣賞[6] 及び河合隼雄物語賞受賞。 2020年より三島由紀夫賞選考委員。