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ブックマーク / inujin.hatenablog.com (2)

  • ぼくだけの未来、ぼくらの未来。 - 犬だって言いたいことがあるのだ。

    今の自分は、輝かしい未来の自分を実現するための手段でしかない。 そんな風にぼくは考えていた。 そしてそれは、自分が想像する自分自身の未来が輝かしいものである場合に限り、うまくいく考え方だった。 年を取ると、未来の輝かしさは失われていく。 若い頃に描いていた、世の中で大活躍をし、脚光を浴びているはずだった自分にはついになることができず、これから先は年老いて、ただ衰えていくだけの未来しかない。 これからの人生はただ負け続けるだけの空しい消化試合となる。 だから、年を取ったら人生における時間のとらえ方を変えていく必要がある。 ぼくはそう考えた。 遠い未来ではなく「いまここ」の現実を見つめ、目の前のことに集中して生きていけるようにする必要がある。 そう考えた。 ところが、どうもこの考え方には問題がある。 いくら「いまここ」に集中しようとしても、ぼくの毎日は、これから先のことと切り離すことはできない

  • 人生二周目の、歩きかた。 - 犬だって言いたいことがあるのだ。

    ぼくはいま、人生の二周目を歩きはじめている。 一周目の人生は、前半は無我夢中、後半は不完全燃焼、という感じだった。 若い頃は視野も狭いし、情報も足りないので、あまり選択肢が見えなかった。 受験勉強をがんばるか、がんばらないか。 希望の企業に就職するか、しないか。 業界の中で評価されるか、されないか。 会社から大事にされるか、されないか。 そこで勝ち残れるように努力することが当たり前だった。 ところが年を取ってくると、どうも自分は勝てるときもあれば負けるときもあることがわかってくる。 もっといえば、どれだけ努力したところで、たくさんの競争相手がいる世界で勝ち続けることはできないし、負け続けてでもしがみつきたいと思えるものがあるわけでもない、ということがわかってくる。 努力は裏切らない、というけれども、それは、努力をしたぶんは何かしらの力がつく、という意味では正しい。 だけど、努力をしたからと

    人生二周目の、歩きかた。 - 犬だって言いたいことがあるのだ。
    soitan
    soitan 2020/10/22
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