暗号化技術を解説した「クラウドを支えるこれからの暗号技術」が公開された。githubよりダウンロードできる。 同資料は、おもに2000年以降に登場した暗号技術を中心に紹介するもので、サイボウズ・ラボの光成滋生氏が執筆した。入門書と専門書の中間の位置づけだという。 共通鍵暗号や公開鍵暗号、乱数、デジタル署名、PKIなど基本的な技術の解説にはじまり、2014年に話題を呼んだ「POODLE」や仮想通貨「Bitcoin」で利用されている楕円曲線暗号などにも言及している。 そのほか、「検索可能暗号」「準同型暗号」をはじめ、「プロキシ暗号」「放送型暗号」「IDベース暗号」「ゼロ知識証明」など、従来の暗号にないあらたな技術を紹介している。200ページほどのPDFファイルで、githubよりダウンロードできる。 (Security NEXT - 2015/03/26 ) ツイート