Digital Imaging and COmmunications in Medicine(DICOM)は、「医用におけるデジタル画像と通信」に関する標準規格です。 DICOMの規格は非常に多岐にわたり、最近ではX線CT装置やMRI装置などの多くの医療機器で利用されています。このような装置で扱われるDICOMファイルは、撮影された画像の他に、検査情報など非常に多くの情報を含んでいます。しかし、DICOMで標準化されているDICOMタグ(各タグはグループIDと要素IDで一意に識別され、タグ毎にどのようなデータ表現を用いるかが定まっています。例えば、(0008,0020)のタグは検査日を表し、そのデータは書式「yyyymmdd」の文字列であると定められています。)は約2000近くに上り、各機器メーカで独自に拡張しているものも含めると、その全てを把握することはきわめて困難な作業となります。 ま