大学院修士課程を修了してから、20年ほど編集部に勤務した。 ほとんどは雑誌の編集部だった。 この20年を振り返ると、編集職場の労働環境は確実に悪化し続けてきたと断言する。 入社当時の雑誌編集部はのんびりしたものだった。 出社時間は9時半である。しかし9時半に出社している編集部員は2〜3名以下。 編集部全体では20名強の人数だったので、1割りくらいである。 だいたい10時〜11時の時間帯で、半数以上が出社してくる。 なかには強者の先輩社員がいて、出社するとまず昼御飯、それから休憩、午後3時半ころに夕刊をのんびり読むといった、いつ仕事をしているのか、新人である自分にはさっぱり分からない行動パターンだった。でも原稿は出ていたので、手品を見るような気分になった。 昼ごはんはおおよそ、午後1時くらいに始まる。ラッシュが終わってからだ。 編集長が声をかけ、席にいた編集部員が立ち上がり、編集長以下10名
2007年07月16日23:30 カテゴリArt 才能に関して知っておくべき二つのこと この「才能」というやっかいな言葉に関して。 たけくまメモ : フジでオマイラキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!! 一番の問題は、明確に「やりたいこと」がわからないか、「やりたいこと」があっても才能がないとか、あるいは、才能がないことを認めたくないというあたりではないでしょうか。例えば、現在のGEにトーマス・エジソンが来て職を得られるか。現在のGEには直流と交流をきちんとわかっていない人にポジションはない。 あるいは、小林よしのり。2007年現在に、「東大一直線」を持ち込みして掲載してくれる出版社は存在するだろうか。この東大一直線の絵ってほんとすごくて、あれがジャンプに載るなら便所の落書きでも二科展に入るのではないかという凄さ。ましてやしょこたんあたりとは比較にならない。 しかしそれでも10年、20年と続け
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