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ブックマーク / mediasabor.jp (3)

  • 日雇い派遣労働者として体感した日本型貧困の実態 14年後の日本考(3) | MediaSabor メディアサボール

    今、日で最も社会的な論議のひとつとなっている日雇い労働者派遣問題。その実態はどうなっているのか。筆者は自ら日雇い専門の人材派遣会社に登録し、10月半ばの3日間、2004年の労働者派遣法改定で合法化された製造業現場での派遣就労を試みた。 これを通じて、「豊かな社会」の最底辺で生きる人々の苦悩、欲求、そして現代日の抱える固有の問題を体感した。生活苦から望んで残業する中年女性が目立ち、消費者ローンの返済で翌日の生活費の工面に必死の人もいた。フリーターと呼ばれ、その日暮らしをしているのは決して若者らだけではなく、むしろ中高年者が目立った。かつて大阪・釜ケ崎、東京・山谷に代表された、日毎に就労現場を変える日雇い労働者の群れは、今や全国津々浦々に広がっており、14年間不在した日社会の変容ぶりをまざまざと見せ付けられた。 ■人間ロボット 首都圏の郊外には品加工の下請け企業の集積する場所が幾つもあ

  • 恋愛、別離の繰り返しで複雑化するフランスの家族 | MediaSabor メディアサボール

    大統領のニコラ・サルコジ氏が提案している親権問題が国会で討議される。寿命が長くなり、自由恋愛が広く認められている昨今、生き方や恋愛のかたち、家族のありようも変わってきている。社会の変化に法律がどのように適応していくべきかが、議論の焦点だ。 現在のフランスの家族構成は、複雑になっている。同棲生活をおくり、子どもが生まれても結婚をしないカップルが珍しくない。婚外子(結婚しない男女の間に生まれた子供)の割合は1/3にもなるそうだ。嫡出子と婚外子が、法律に照らし合わせても差別なく生活できるため、結婚という形を選ばない。結婚して夫婦になったカップルも、長続きしない可能性が高い。 パリ近郊都市部の離婚率は、50%を超える。別離、離婚しても、新しいパートナーを見つけるのは難しくない。現代のフランス人は、連れ子がいても、「子どもは彼女、彼の人生の一部だから」と、新しい恋愛の障害にはならない。このような自由

  • 「生涯変わらぬ愛」の研究 ―それは、「ありえない」から始まった― | MediaSabor メディアサボール

    恋愛感情というものは、すべからく消えていく。のだそうだ。心理学の分野では、ロマンティックな愛情はいずれ薄れることが確認され、また、ある社会学者は、2,000組の夫婦を17年間調査した結果、結婚の幸福感は最初の10年間で急降下し、その後はゆるやかな下降線を辿るという結果を得た。 しかし、これら心理学的、社会学的な恋愛の法則に背くケースが、世間には存在する。結婚して10年以上たっても、熱い恋が冷めず、夫やを見るたびに胸が高鳴り、少しでも離れると無性にさみしくなる。恋愛の高揚感を、同じ相手に対して持ち続ける人たちが、少数だが、いるのだ。 「なぜそうなる? 確率的誤差か? それとも自己欺瞞か? ありえないはずだ」 そんな科学者としての疑問から、ストーニーブルック大学の社会心理学者、アーサー・アーロン博士は、レアケースである「生涯変わらぬ愛」に興味を抱き、研究を続けている。脳の解析を活用した、恋愛

    solailo
    solailo 2008/03/02
    おもしろい
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