「先人たちの素晴らしい知恵や技術や考え方を社会や後世につなげていく流れの中にいる」という確信を得た話。 新しい年になってから昨年書き続けてきた「日記」をじっくりと読み返している。 日記は昨年試行した幾つかの個人的なプロジェクトのうちの一つだ。 関連記事:30代半ばになって偶然、自分にあった「日記の書き方」を見つけた、という話。 出張や業務が重なり途中サボってしまうこともあったが、達成率は概ね「80%」といったところ。 書き続けてきて今良かったと思えていることは、 「日記というものは時間を異にした自分という他人との文通である、とかんがえておいたほうがよい」 という人類学者梅棹忠夫先生の考え方への納得感がとても高まったことである。 梅棹先生は、 「自分自身に向けて提出する毎日の業務報告として書けばいい、実はこういうつもりで書いた日記の方が本当は役に立つ」 とも述べており、正直最初は半信半疑だっ