従来的な考え方では「成功という幸せ」を得るためには、長い道のりと忍耐の時間が必要だと考えている人の方が多いように思う。 少なくとも私に関しては「データの見えざる手」を読む以前まではこういう考えがゼロではなかった。 ところが矢野氏がデータから導き出した結論は違った。 極端に言ってしまうと、今この瞬間にも幸せを得ることができるかもしれないのだ。 これを前提とすると幸せを得るための発想は全くもって変わってくる。 幸せの40%というのは、その結果、成功しようとしまいと、行動を積極的に起こしたかどうかによって決まるからである。 この考え方は、私がそれまで感覚的に捉えていた「幸せ=変化度」とも結びつき、その解像度を上げてくれるものにもなった。 関連記事:自分一人でも製造できる「幸せ」と、自分一人では製造できない「幸せ」の取り扱い方について。 そして、この「40%」が「予測不可能な時代を生き抜く鍵になる