[18日 ロイター] - 米アップル<AAPL.O>が超高解像度テレビの開発計画を1年以上前に断念していたことが明らかになった。米ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)紙が関係者の話として伝えた。 これによると、アップルはテレビ開発を中止した後、オンライン・テレビ(TV)サービスの準備や、テレビに接続して動画などを再生する機器「アップルTV」の新モデルの開発に取り組んでいる。 WSJは3月、アップルがオンラインTVサービスを6月に発表し、9月にサービスを開始すると報じていた。 WSJによると、アップルは現モデルより薄型のアップルTVも発表する見通し。リモコンのデザインが新しくなり、ソフトウエアも改良されるという。アップルが来月開催する開発者会議の目玉として、これらの新商品が紹介されるとみられている。 アップルからのコメントは得られていない。