塩崎厚生労働大臣は閣議のあとの記者会見で、健康保険証の氏名や住所などおよそ10万人分の個人情報が流出した問題に関連して、保険証の再発行にあたっては本人確認を徹底するよう指示しました。 これに関連して、塩崎厚生労働大臣は閣議のあとの記者会見で「保険証が不正に再発行されないようにすることを、確実に担保していかなければいけない。再発行の際の確実な本人確認の措置を実施するようお願いした」と述べ、保険証の再発行にあたっては本人確認を徹底するよう、全国の保険の運営主体に指示したことを明らかにしました。 そのうえで、塩崎大臣は「仮に個人情報保護法に抵触することが行われていたとなれば、当然、厳正な対処を行っていかなければならない」と述べ、情報流出を防ぐため万全を期す考えを示しました。