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ブックマーク / jp.gamesindustry.biz (10)

  • 【月間総括】PS4並みで満足することになったPS5と期待が高まり過ぎている任天堂

    今月は予告通り,ソニーグループの決算と事業説明会について述べたい。ソニーの通期決算を述べても2023年度第4四半期の凄さは分かりにくいと思うので,早速以下の四半期決算のグラフを見ていただきたい。 第4四半期の営業利益が非常に高い伸びを達成しており,クリスマス商戦期を上回った(利益率も前年度の3.6%から9.6%に跳ね上がっている)。通常,第4四半期期(1〜3月)は閑散期であり第3四半期が上回ることはないが,前年同期比2.7倍という高い成長を達成した。この大きな要因はライブサービスゲーム「Helldivers 2」のヒットである。筆者も驚きだが,やはりライブサービスゲームは当たると大きい。 四半期で500億円以上の利益貢献はあったと推測しているので,資を投下したくなったのも頷ける。こんなに儲かると思うならジム・ライアン氏が傾倒してしまったのも無理はない話だ。 その結果ソニーグループの業績は

    【月間総括】PS4並みで満足することになったPS5と期待が高まり過ぎている任天堂
    solidstatesociety
    solidstatesociety 2024/07/03
    VR2は本気で立て直すか辞めるかしないとダメだろうな
  • 【月間総括】年末商戦期で明確になったPS5の魅力のなさと,逆ザヤによる利益率低下

    今月は最初にソニーグループの決算について話したい。 ソニーグループの第3四半期全体は好調だった。ただ,ゲーム事業は大幅な増収となった一方,営業利益は大幅な減少となった。この理由は後に述べるとして,最初に結論から話すとPS5に魅力がないのではないか,ということである。 ジム・ライアン氏は一貫して,「PS5は素晴らしいゲーム機でPS4を上回る販売になるのは当然であり,2021年〜2022年にかけては半導体不足の影響を受けたことが大きいので,PS5はPS4を上回る実売になる」と豪語していた。 しかしPS5ハードの売上(着荷)台数は前年同期比で増えたものの,PS4のピーク970万台を大きく下回る820万台に留まった。半導体不足も解消し,万全の体制で臨んだ第3四半期は「Marvel's Spider-Man 2」の同梱版を旧型,新型ともに出すなど,同社では出来うる限りの販促施策を打っていた背景も考え

    【月間総括】年末商戦期で明確になったPS5の魅力のなさと,逆ザヤによる利益率低下
  • 【月間総括】ジム・ライアン氏の去就と新型PS5でも前途多難なSIEの新体制

    前回の最後にTGSについて話すと書いたが,大きなニュースが出たこともあり見送ることにした。原稿の準備はしていたのだが,予告と違う内容になることをお詫びしたい。 というわけで,まずは突然発表された新型PS5について話を進めたい。 10月11日未明に,SIEは現行のPS5を小型化した新型PS5を発表した。仕様に大きな変更はなく,ストレージのみ175GB増量した1TBモデルとなっている。 価格は少しややこしく,スタンダードモデルの欧米での価格は据え置きとなるが,日は値上げとなった。また,縦置きスタンドは別売りとなったので,実質的には大幅値上げと言っていいだろう。 一方,デジタルエディション(以下,DE)は単体で大幅な値上げとなった。DEはそもそも逆ザヤで売っているため一定台数以上出荷できない問題があった。それは,赤字負担が大きいDEを大量に販売すると全体的な収益性が悪化するためだ。大幅な値上げ

    【月間総括】ジム・ライアン氏の去就と新型PS5でも前途多難なSIEの新体制
  • 【月間総括】残念な結果のFF16が引き起こすスクエニの組織改革と,PS5で年間2500万台を目指すSIEの目標

    【月間総括】残念な結果のFF16が引き起こすスクエニの組織改革と,PS5で年間2500万台を目指すSIEの目標 今月は決算について述べていきたい。 先月の連載ではソニーと任天堂の話をメインに据えていたが,スクウェア・エニックスやファイナルファンタジー(FF)に対する関心の高さをうかがい知れたと感じているので,まずはスクウェア・エニックスについて話そうと思う。 先般開催された決算説明会では,(1)FF16は想定内の上限か下限かであれば,もうひと伸び欲しかった,(2)FF16がもうひと伸び足りなかった背景にはPS5の普及率の低さがあり,普及率に合わせた施策を打つ,(3)開発費は全額計上したので今後は利益になる,などが語られた。 会社側としては,FF16は相当に頑張ったもののPS5の普及率が壁になり,今一つだったということだろうと東洋証券としては認識している。 そのうえで,第1四半期決算に関して

    【月間総括】残念な結果のFF16が引き起こすスクエニの組織改革と,PS5で年間2500万台を目指すSIEの目標
    solidstatesociety
    solidstatesociety 2023/09/01
    ピクセルリマスターのフルバンドルが高すぎるのでなんとかしてちょ。あれあれば10年は遊べる
  • 【月間総括】PS5の初動はワンダースワン程度。ソニーは日本市場を見限った

    11月10日にXbox series X/S,11月12日にPlayStation 5が発売された。今月は,これについて詳細に考えていきたい。 結論から先にお話しすると,国内への供給が非常に少なく,大変失望した。ファミ通のデータでは,PS5は初週が11.8万台,2週目が4.3万台と惨憺たる数字である。Xbox series X/Sも同2.1万台,3600台,そして発売4年めでピークアウトがいつも囁かれるSwitchは11.6万台,16万台と両者を圧倒しているので,非常に少ない台数でのスタートとなったと言わざるをえない。 規模感ではPS4やSwitch初動の1/3程度にすぎない。そして,この台数は,撤退に追い込まれたセガのドリームキャスト,バンダイのワンダースワン,大きな損失を計上したPS3を若干上回る水準にすぎないのだ。 もう少し分かりやすくするために,グラフで視覚化してみよう。 ●発売か

    【月間総括】PS5の初動はワンダースワン程度。ソニーは日本市場を見限った
    solidstatesociety
    solidstatesociety 2020/12/01
    ようはローンチタイトルが弱いと認めた形だよなぁ
  • ソニー,PlayStation 5を確認(しかしPlayStation 5とは呼ばれていなかった) - GamesIndustry.biz Japan Edition

    CEO吉田兼一郎氏は「次世代機が必要だ」と語った。 ソニーは避けられないものを認めた。PlayStation 5の存在だ。 同社による初のPlayStation 4後継機に関する言及はFinancial TimesでのCEO吉田憲一郎氏のインタビューで現れた(参考URL)。 吉田氏はPlayStation 5とは(PlayStationとさえ)呼ばなかったものの,ブランドの強みからして名前はほぼ確定だろう。 氏の実際のコメントでは,後継機が投入されるまでどれくらいかかるのかはまったく示されていないものの,PlayStation 4の寿命が終わりつつあることが示唆されていた。 「この点で我々が申し上げることができるのは,次世代のハードウェアが必要だということです」とだけ吉田氏は語り,その詳細については語らなかった。 この必要性の一部は,間違いなく,E2 2018期間中にPhil Spence

    ソニー,PlayStation 5を確認(しかしPlayStation 5とは呼ばれていなかった) - GamesIndustry.biz Japan Edition
    solidstatesociety
    solidstatesociety 2018/10/10
    だいたい本体もナンバリングおさえず2種類ぐらいは並行開発するんじゃないかな。で、マーケ次第でスペックを下ろす感じで。PS4PROはVR開発者向けに触りやすくしたって感じが強い。次ワイヤレスHMDお願いします。
  • 1か月かけてJavaScriptで13KBのゲームを作るゲームジャム「js13kGames」がもたらした知見とは

    ゲームジャム(Game Jam)にはさまざまな形があるが,その多くは24〜48時間という短時間でゲームをゼロから完成させることを目指す。だがその一方で,1か月という余裕のあるスケジュールでゲームの完成を目指すゲームジャムも存在する――ただしコードが合計で13KBを超えてはならないという,別の縛りがそこにある。はたして,この特殊なゲームジャムによって,参加者はどのような知見が得られるのだろうか? Game Industry Conferenceでの講演の模様をお届けしたい。 短時間(24〜48時間)でゲームを作る「ゲームジャム」というイベントは,全世界で一斉に開催するグローバルゲームジャムを筆頭に,さまざまな団体(あるいは企業内)で行われている。 そして,これまで多くの場合,「ゲームジャムがもたらすメリット」について語られてきたが,その一方で「ゲームジャムが持つ問題点」も,少しずつ開発者の間

    1か月かけてJavaScriptで13KBのゲームを作るゲームジャム「js13kGames」がもたらした知見とは
  • Kingはなぜ完全無償のゲームエンジン「Defold」を提供しているのか? Defold説明会レポート

    Kingはなぜ完全無償のゲームエンジン「Defold」を提供しているのか? Defold説明会レポート 2017年4月11日,都内にあるKing Japanのオフィスにて「Defold(ディフォード)」ゲームエンジン説明会が行われた。 Defoldは,「キャンディークラッシュ」シリーズで世界的な有名なゲームデベロッパ,Kingが開発・運営している完全無償の2Dゲームエンジンである。 2016年1月のGlobal Game Jamのオープニング映像で突然その存在が明らかになり,開発者の中では「あれはいったい何?」と話題になった。2016年3月のGDCで正式発表され(関連記事),それから1年と少し,ついに日でその詳細が語られることとなった。 今回のセミナーのガイドを担当したのはKing Japanの執行役員プロダクトディレクターの大塚 純氏だ。 大塚氏は今年に入ってKing Japanに合流

    Kingはなぜ完全無償のゲームエンジン「Defold」を提供しているのか? Defold説明会レポート
  • 「ファイナルファンタジーXV」と「人喰いの大鷲トリコ」というそれぞれの種の最後の一作

    ゲーム業界の中でも,何度もの困難を乗り越えながら長きにわたって開発が続けられきた二つの作品は,2000年代のゲーム開発事情の残り物であることを我々に思い起こさせる。 これは,一つの時代の終焉である。二つの時代,と言ったほうがよいかもしれない。我々はついに,ゲームショップの店内で,もしくはお好みであればオンラインのショッピングサイトにおいて,2006年から開発が進められてきた「ファイナルファンタジーXV」と,同じく2007年から開発が進んでいる「人喰いの大鷲トリコ」を実際に購入できるようになったのだ。この,おそらく業界でも最も長い期間にわたって開発が続けられ,ときには嘲笑をもって語られ続けてきたプロジェクトも,ようやく一つの終止符を打った。しばらく前にマラソンのような開発が続けられていたゲームと言えば,1997年に開発が始まり2011年にリリースされた「Duke Nukem Forever」

    「ファイナルファンタジーXV」と「人喰いの大鷲トリコ」というそれぞれの種の最後の一作
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    solidstatesociety 2016/12/15
    開発ダメっぽそうにみえるが、買ってるのはまぎれもなくそれを支持してるからも含めて買ってる
  • [CEDEC]「STREET FIGHTER V」のアートディレクションに見るイメージイラストを3Dで再現するカプコンの秘伝

    講演者の亀井敏征氏(カプコン第二開発部 第一開発室)は,前作「STREET FIGHTER IV」(以下,SFIV)の開発にも携わった人物だ。SFIVではゲーム体の開発を担当したディンプスに所属していたが,現在はカプコンに移籍している 格闘ゲームの老舗ブランド,「STREET FIGHTER」シリーズの最新作「STEERT FIGHTER V」(以下,SFV) は今年2016年2月に発売され,今やe-Sportsの格闘ゲーム部門では定番のタイトルとして人気を博している。CEDEC 2016では,そんなSFVのグラフィックス関連の開発秘話をまとめたアートディレクションに関するセッションが行われたのでレポートしよう。セッションタイトル名は「Street Fighter V Art Direction〜 格闘ゲームのアートの役割 〜」で,講演者はカプコン第二開発部 第一開発室の亀井敏征氏だ。

    [CEDEC]「STREET FIGHTER V」のアートディレクションに見るイメージイラストを3Dで再現するカプコンの秘伝
    solidstatesociety
    solidstatesociety 2016/09/08
    ライトの補正がうまいよね。見やすい。
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