元女子バレー日本代表の大山加奈さん(写真:アフロスポーツ)この記事の写真をすべて見る 法務省の法制審議会(法制審)では、盗撮などを取り締まる「撮影罪」を新設する動きが進んでいる。だが、かねて問題となってきたアスリートへの盗撮に関しては「性的意図があるかないかの線引きが難しい」などとして置き去りになっている。この問題を考えるシンポジウムが15日に都内で開かれ、元バレーボール日本代表の大山加奈さんらが登壇。大山さんは自らが経験した被害の実態を語り、この問題に取り組む弁護士らは法整備の必要性を強く訴えた。 【盗撮に悩まされたビーチバレー選手たちも訴え】 * * * シンポジウムは、犯罪被害者を支援する「犯罪被害者支援弁護士フォーラム」が開いた。 その中で、この問題に取り組む弁護士や記者、大山さんによるパネルディスカッションが行われ、大山さんは自らの被害経験を語った。 大山さんが盗撮行為がある