京浜急行電鉄が16日から東京都大田区の京急蒲田駅を通過する新エアポート快特を走らせることを決め、区が反発している問題で、松原忠義区長らが11日、区役所で会見し、「京急が区の意見に今後全く耳を貸さないなら、連続立体交差事業への拠出金の打ち切りも考えざるを得ない」などと話し、京急が京急蒲田駅に新エアポート快特を止めるまで、反対運動を展開していく意向を表明した。 松原区長は「大田区と京急とは何十年にわたり相互の信頼関係に基づいておつきあいをしてきた」としたうえで、「これだけ一緒に歩んできて、定期的に会っていて、発表直前になるまでダイヤ改正について一言も話がないとは。事前に京急から言ってくるのが当たり前じゃないか」と怒りをあらわにした。 さらに松原区長は「大田区は商店街が多く人の活気があり、アジア都市のようなような魅力がある。10月の羽田空港国際化にあわせて、外国人旅行客が来るまちづくりを進めよう