プロ野球を変えると宣言して就任した日本ハムの新庄剛志監督が連日、球界の話題をさらっている。2003年オフにメッツから日本ハムへに移籍した当時、チーム統轄本部長を務めていた三澤今朝治氏は、現役時代から指導者としての資質を感じていたという。当時新庄獲得に奔走した元祖新庄劇場の仕掛け人が、ビッグボスの野球観について語った。【石川加奈子】 【動画】これが新庄氏を唸らせた鬼肩だ! 24歳若鷹の規格外レーザービーム映像 北海道移転初年度の2004年、三澤氏はヒルマン監督のサインに首をかしげた。「ノーアウト一塁かノーアウト一、二塁の場面で新庄がバントをしたんですよ。おかしいなと思って、後でコーチに聞いたら、サインではなかったんです。ヒルマンは打たせようとしたのですが、新庄が自分でバントをしたということでした」と振り返る。 その後も新庄がバントする場面があり、その都度確認すると、やはりバントのサインは出て