北海道別海町の牧場で5月21日午前8時ごろ、ウシの死骸があるのを牧場関係者が発見し警察に通報しました。 現場にはクマの足跡が残されていて、ヒグマによる仕業の可能性があるということです。 中春別農業協同組合によりますと、現場は別海町中春別の育成牧場で、生後1~2か月の子ウシ8頭が襲われ、うち4頭が死んだということです。 子ウシはハッチと呼ばれる小型の牛舎で1頭ずつ飼育されていて、クマの足跡が多数残されていて、外部から侵入したとみられています。 死んだ4頭のうち3頭は屋外に引きずり出されていましたが、食べられたような痕は見つかっていないということです。