国立研究開発法人海洋研究開発機構(JAMSTEC=ジャムステック)は9月6日~12月20日、国際深海科学掘削計画(IODP)の第405次研究航海として、宮城県沖約200キロの水深約7千メートルの海底で、地球深部探査船「ちきゅう」による掘削調査を行う。2011年の東日本大震災の発生メカニズムについて、12年の第343次研究航海の調査海域を再び訪れ、未解明となっている点を探究する。11月12日には「ちきゅう」船上と青森県八戸市の吹上小学校を中継でつなぐ形で、JAMSTEC初の海洋STEAM(スティーム)授業を実施する。