私設の博物館といえば、自宅の1室を改造して趣味のコレクションを展示しているように思いますよね。ここ「日本玩具博物館」は、そんなレベルではありません。文部科学省から博物館相当施設に認定された社会教育施設で、私設では数少ない例になります。 とはいえ、始まりは館長の井上重義さんが、雑木林を切り開き新築した自宅の1室。1974年のことです。当時は、全国的に見ても郷土玩具を展示する施設は数館しかない時代。貴重な文化が失われていくなか、小さくとも郷土玩具の素晴らしさを伝えたいと開館されました。 鉄道会社に勤務の傍ら、土日に無料開放をする規模でしたが、私設は珍しく新聞などでも話題になりました。 写真は入館口。収集のきっかけとなった凧が飾られています。 開館の10年ほど前、24歳の時から収集を始め、今や敷地内に6棟もの展示棟を有し、所蔵品数は世界160カ国約9万点。常時展示数は約5千点。展示ケースの総延長
![「日本玩具博物館」姫路でミシュラン二つ星の私設博物館が凄い! | 兵庫県 | トラベルjp 旅行ガイド](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/dd59570a30f25abc5033865bb0512a3ae7e00b8e/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimg-cdn.guide.travel.co.jp%2Farticle%2F250%2F44710%2FDBBD4F7EA126411490AB7E8A684FA6EE_LL.jpg)