デジタル遺産とデジタル遺品の違いは、金銭価値があるかないかです。 デジタル遺品は直接金銭に繋がる財産ではありませんが、一般的には、デジタル遺品も含めてデジタル遺産と呼ばれています。 1-4.デジタル遺産と通常の相続財産との違いデジタル遺産と通常の相続財産(遺産)の違いは、姿かたちが確認できるか否かです。 例えば、不動産であれば現物が存在しますし、銀行の預金口座などはキャッシュカードや預金通帳などが存在します。 しかし、デジタル遺産は主にデジタル形式で管理されているため、実体がなく目には見えないという特徴があります。 2.相続におけるデジタル遺産の3つの問題点デジタル遺産は、相続シーンにおいていくつかの問題点があります。 2-1.本人にしか分からない情報で管理されているデジタル遺産は、本人にしか分からない情報で管理されています。 まず、スマートフォンなどのデジタル機器のロックを解除するパスワ