こんにちは。メルペイ バックエンドソフトウェアエンジニアの id:koemu です。 今日は、外部APIと連携する機能のデータの持ち方について、振込申請のシステムを事例に取り上げていきます。 基本データ・拡張データに分ける 定義 まず、データを、「基本データ」「拡張データ」に分けます。 ここで、「基本データ」とは、提供する機能において最低限必要となる情報です。振込申請ですと以下のデータとなります。 名義 口座番号 申請日 申請受理日 振込完了日 ステータス(受付完了/送金完了/送金失敗/その他) 一方、「拡張データ」とは、基本データでは網羅していない、外部APIが必要としているデータを指します。例えば、連携用のレコード別のIDや、ステータスの遷移などです。振込申請ですと次のデータになります。 ステータス(プロセッシング事業者が持つより詳細なステータス) IDのマップ(基本データと拡張データ
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