投稿日 : 2015.12.11 更新日 : 2019.02.22 【デヴィッド・サンボーン】喜び、悲しみ、怒り…感情震わす音楽は芸術作品 巨匠サックス奏者の理想 1970年代から現在まで音楽シーンのトップを走り続け、その超個性的な音色とエモーショナルなプレイで、多くのミュージシャンたちに多大な影響を与えてきた、アルト・サックスの巨匠デヴィッド・サンボーン。そんな彼が、「Montreux Jazz Festival Japan 2015」で来日した。そこで5年ぶりのオリジナル・アルバム『TIME AND THE RIVER』(2015年)の話を中心に、彼の“現在”について聞いた。 ——『TIME AND THE RIVER』は、久し振りにマーカス・ミラーがプロデュースを手掛けた作品になりますが、再び彼とコラボレートすることになったきっかけは? 「今、ぼくはニューヨーク、彼はカリフォルニアに