※外発的動機づけの自律性を高めても、内発的動機づけとはならない。(外発的動機づけ:手段 ・ 内発的動機づけ:目的)[1] 3つの基本欲求 また、自己決定理論の根幹を支える3つの基本欲求は「有能感」「関係性」「自律性」である。[7][10] 有能感の欲求とは、「自分には能力があると感じたい」という欲求である。これは、自分には能力があり、社会の役に立っていると感じられたいためである。[10] 関係性の欲求とは、「他者と精神的な関係を築きたい」という欲求である。これは、他者と尊重し合う精神的な関係を築きたいためである。[10] 自律性の欲求とは、「自分の行動は自分で決めていると感じたい」という欲求である。自分の行動は自分自身が自発的に行なっているものであり、他者から強制されているのではないと感じられたいためである。[10] 3つの欲求の中でも自律性が最も重要視されており、「行動を自ら決定した」と