初めて行く目的地も簡単に検索、面倒な地図確認の手間が省けるだけでなく、リアルタイムに渋滞情報を把握することができるなど、カーナビを使い始めたらもう昔には戻れないというドライバーは多い。また、仕事で車を使う職種でもカーナビの恩恵は大きく、例えばタクシーの運転手は、お客さんにどのような目的地を告げられても、迷ってムダに時間をかけるリスクを減らすことができる。しかし、ポーランドのあるタクシー運転手は、もっと頼りになるものがあると、それまで付けていたカーナビを外した。カーナビに代わって道を案内してくれるのは、助手席にちょこんと座る愛犬のボボだ。 ちょっと変わった“犬ナビ”を採用したのは、ポーランド中部の街ウッチでタクシー運転手をしている65歳のAndrzej Szymcakowiさん。彼は現在2歳のヨークシャーテリア・ボボを小さい頃から車に乗せて走っているうちに、周辺の道路事情に詳しくなっているこ