──無印良品では新人でもマネキンのコーディネートができるのですか。 MUJIGRAMでたった1ページの中にポイントを絞り込んでいる。「シルエットを△形か▽形にする」「使う服の色は3色以内」。基本はこの2点だけだ。極端にいえば、新入社員でもMUJIGRAMを参照してディスプレーができる。 ──「無印らしさ」はこの標準化の賜物ですか。 自分自身がこれまでいろいろな問題に直面してきて、その問題をどうやって解決してきたかの集大成になっている。マニュアルづくりの必要性は、営業本部長として新規開店に立ち会って痛感した。でき上がった売り場をほかの店の店長たちが次々と直しに来る。それぞれの勘と経験に基づいて。それなら、そのトップ層の経験と勘を共有化して、レベルアップしていく文化にしたらいいと考えた。それには統一された目標と方法が必要になり、それがMUJIGRAMになった。 ──参考にした会社があったようで
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く