海洋警察庁が延坪島(ヨンピョンド)付近海上で行方不明になった後、北朝鮮軍によって射殺された公務員は越北したのが事実だと判断した。 海上警察は29日、行方不明になった公務員事件に関連した捜査進行に関する記者会見で「行方不明者が北朝鮮海域で発見された当時ライフジャケットを着用していたし、北朝鮮が行方不明者の人的事項を詳細に知っていた」として「北朝鮮に越北の意向を表明した情況、行方不明者が延坪島周辺海域をよく知っていたという点、そして漂流予測分析の結果などを総合すると、行方不明者は越北した判断している」と発表した。これは海上警察捜査チームが28日国防部を訪問して確認した内容だ。 海上警察は「行方不明者がライフジャケットを着ていた点を考えると、単に転落や極端な選択を図った可能性は非常に小さい」と明らかにした。 海上警察は漁業指導船の実況と周辺調査などについても伝えた。海上警察は「漁業指導船の現場調