1872年にエジプトのギザの大ピラミッド内部で発見された木片。英アバディーン大学提供(2020年12月16日撮影)。(c)AFP PHOTO / UNIVERSITY OF ABERDEEN 【12月17日 AFP】エジプトのギザの大ピラミッド(Great Pyramid of Giza)内部で発見され、70年以上にわたって行方が分からなくなっていた木片が、英大学に収蔵されていた葉巻の缶の中から発見された。研究者らが16日、発表した。同ピラミッドの内部から回収された貴重な三つの遺物のうちの一つだという。 約5000年前のものであることが判明したこのスギの木片は最初、1872年にギザの大ピラミッドの「女王の間(Queen's Chamber)」で発見された。建設に用いたとみられるボールと青銅製のフックが一緒に見つかっている。 2001年に発見された記録には、木片は英スコットランドのアバディー