インドネシア・アチェ州ランバダロク村にある無料塾の前で笑顔を見せる財団「アチェの光」創設者のアズウィル・ナザルさん(左)=2020年12月(共同) 2004年12月26日朝、インドネシア・スマトラ島北端アチェ州の漁村を 高さ5メートル超の津波が襲った。スマトラ沖地震が引き起こし、インド洋沿岸諸国で22万人以上が死亡・行方不明となった大津波は、世界の津波災害の中で最悪規模と言われる。 あの日から16年が過ぎた今、津波で母親ときょうだい3人を失った村出身の男性が悲しみの淵から立ち直り、かつて跡形もなくなった自宅の敷地内で経済的に恵まれない地元漁師の子ども向け無料塾の運営を続けている。(共同通信=岡田健太郎)
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