東京・大田区の区議会議員が、金融業者を名乗る男に口座を不正に譲渡し、その口座が振り込め詐欺に悪用されていたことがわかりました。 警視庁は、すでに議員から事情を聞いていて詳しい状況を調べています。 警視庁によりますと、東京・大田区議会の荻野稔議員(32)は、去年、インターネットで見つけた金融業者にメールで借金を申し込み、その際、「キャッシュカードを送ってほしい。口座に入金したうえで、カードを返却する」と言われ、カードを送ったということです。 その後、業者と連絡が取れなくなり、荻野議員の口座は振り込め詐欺グループに渡ったとみられ、大阪の60代の女性が振り込め詐欺でだまし取られたおよそ200万円が入金されたということです。 口座やキャッシュカードを譲渡する行為は犯罪収益移転防止法に違反するおそれがあり、警視庁は、すでに荻野議員から任意で事情を聞いています。 調べに対し、口座を不正に譲渡したことを
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