20日、日本航空の副操縦士から乗務前の検査でアルコールが検出され、乗務を交代していたことが分かりました。 国の新たな基準では、アルコールがわずかでも検出された場合、乗務が禁じられていて、会社によりますと、副操縦士が出勤前の午後1時前に、釧路市内の宿泊先のホテルで会社から貸与されているアルコール検知器で自主的に検査したところ、呼気1リットル当たり0.25ミリグラムが検出されたと、会社に報告したということです。 会社は副操縦士からの報告を受けて、乗務を交代させました。 副操縦士は会社の聞き取りに対して、乗務前日の午後6時前から釧路市内の飲食店で1人でビールを中ジョッキで10杯程度を飲んだと話しているということで、会社が詳しい状況を調べています。 日本航空グループでは、今月8日にも日本トランスオーシャン航空の機長が乗務前の検査でアルコールが検出され2便が欠航するなど、飲酒事案が相次いでいます。