34-Year-Old Finnish Lawmaker to Become World's Youngest Prime Minister <現職世界最年少の首相が誕生したのは、寛容だけではないやむにやまれぬ理由がある> 北欧フィンランドでまもなく、世界最年少34歳の首相が誕生する。それも女性だ。 新たに国を率いることになったのは、フィンランドのサンナ・マリン元運輸・通信相だ。12月3日に辞任したアンティ・リンネ前首相の後任を決める投票で、連立与党第1党の社会民主党はマリンを選んだのだ。 リンネは、大規模ストライキへの対応を巡って連立与党の一角・中央党から不信任を突き付けられ、辞任に追い込まれた。 フィンランドで数日中に首相に就任する見通しのマリンは、フィンランド史上最も若い首相で、世界の現職首脳のなかでも最年少。ニュージーランドのジャシンダ・アーダーン首相(39歳)と、ウクライナのオレ