ブックマーク / www.rehabilimemo.com (12)

  • 筋トレのパフォーマンスを最大にするクレアチンの最新エビデンス - リハビリmemo

    筋トレに効果的なサプリメントをひとつ挙げるとしたら何でしょうか? この問いに現代のスポーツ栄養学はこう答えます。 「クレアチン」 2018年、国際スポーツ栄養学会(ISSN)は、筋トレに効果的なサプリメントについてのレビューを報告し、30ほどのサプリメントを筋肥大の効果、筋トレのパフォーマンス向上の効果にわけて、エビデンス・レベルにより分類しました。 その中でもクレアチンは筋肥大、パフォーマンスの向上の効果においてエビデンスAである「明らかに安全で効果のある強力なエビデンスを示すもの」に分類されているのです。 Fig.1:筋肥大の効果を高めるサプリメント(Kerksick CM, 2018より筆者作成) Fig.2:パフォーマンスの効果を高めるサプリメント(Kerksick CM, 2018より筆者作成) クレアチンについては、すでに多くのエビデンスが示されていますが、今回は最近になって報

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    sonicfkk 2018/10/05
  • 筋トレの効果を最大にするタンパク質の摂取方法まとめ(2018年8月版) - リハビリmemo

    2003年、サンフランシスコの寿司レストランに、著名な研究者たちが集まりました。 テーブルをかこんだ研究者たちは、オメガ3脂肪酸の豊富な寿司を堪能しながら、スポーツ栄養学の未来についての熱い議論をかわしていました。 この議論を機に設立されたのが「国際スポーツ栄養学会(ISSN)」です。 『About Us at the ISSN』 ISSNはエビデンスにもとづくスポーツ栄養学の発展を目的に設立され、多くの知見を批判的にレビューした公式声明などを定期的に報告しています。 『筋トレの効果を最大にするタンパク質の摂取方法まとめ』 そして、2018年8月、これまでの公式声明に最新のスポーツ栄養学の知見を加えたレビューが報告されました。 今回は、ISSNの最新レビューから、筋肥大に効果的なタンパク質の摂取方法と、現在におけるサプリメントのエビデンス・レベルについてご紹介しましょう。 Table of

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    sonicfkk 2018/08/16
  • プロテインは腎臓にダメージを与える?〜ハーバード大学の見解と最新エビデンス - リハビリmemo

    「タンパク質のとりすぎは腎臓にダメージを与えるのか?」 筋トレによって筋肉量を増やすためには、筋肉のもととなる筋タンパク質の合成量を増やさなければなりません。そこで必須になるのがタンパク質の摂取です。筋トレをしただけでは筋タンパク質の合成は促進されず、タンパク質を摂取してはじめて合成が促進されるのです。 このような背景から、トレーニーの多くが事とともにプロテインを摂取しています。そこで疑問に思うのが「タンパク質をとりすぎると腎臓にダメージを与えてしまうのでは?」ということです。 この疑問については70年にわたり栄養学やスポーツ医学の分野で議論されてきました。 そして2017年、ひとつの答えが見いだされたのです。 「赤身肉の過剰な摂取は、腎臓にダメージを与える可能性がある」 これまでの大規模な観察研究などから、タンパク質の摂取による腎臓へのダメージにはタンパク質の「物源」が関与することが

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    sonicfkk 2018/08/03
  • 筋トレは疲労困憊まで追い込むべきか?〜最新のエビデンスを知っていこう - リハビリmemo

    「筋トレの効果は疲労困憊(オールアウト)まで追い込むことによって最大化される」 High intensity理論の提唱者で、ノーチラスの開発者でもあるアーサー・ジョーンズ氏は、30年以上にわたる彼の著書でこう述べています(Smith D, 2004)。 しかし、現代のスポーツ医学はこう言います。 「ただやみくもに疲労困憊まで追い込めば良いというわけではない」 筋トレの目的は、主に筋力を強くする筋力増強と、筋肉を大きくする筋肥大になります。僕らは感覚的に身体が大きい(筋肉量が多い)と「筋力も強い」と感じます。そのため筋肉が肥大すれば筋力も増強されると思いますが、話はそう単純ではありません。 以前の報告では、筋肥大による筋力増強への寄与は50〜60%にとどまることが示唆されています(Narici MV, 1989)。また、東京大学のFukunagaらは、筋肉の総量を示す筋体積と筋力には強い関係

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    sonicfkk 2018/06/26
  • 筋トレは朝やるべきか、夕方やるべきか問題 - リハビリmemo

    「エグゼクティブは早朝にトレーニングをしている」 世界有数の経済誌であり、世界長者番付でも有名な雑誌Forbesで「エグゼクティブが8時までに行っていること」という特集が掲載されています。紙面では元イギリス首相のマーガレット・サッチャーやウォルトディズニーCEOのロバート・アイガーらの名前を挙げ、彼らが早朝トレーニングに取り組む理由を「仕事へのエネルギーを高め、達成感を与えてくれるため」と述べています。 『5 Things Super Successful People Do Before 8 AM-Forbes』 また、以前のエントリでご紹介した「意志力」から考えると、筋トレを続けるためには意志力が減っていない早朝に行うことは良いかもしれません。仕事終わりなどの夕方では、意志力が十分に残っていないからです。 『筋トレを続けつ技術〜意志力をマネジメントしよう』 しかしながら、僕たちにとって

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    sonicfkk 2018/04/20
  • 筋トレの効果を高める最新の3つの考え方〜Schoenfeld氏のインタビューより - リハビリmemo

    アメリカのフィットネスメディアであるBarBendは、今年の10月、ひとりのフィットネス研究者のインタビューを掲載しました。 ニューヨーク州立大学のBrad Schoenfeld(ブラッド・シェーンフェルド)氏は、トレーニングに関する100以上の論文を発表し、多くの書籍も執筆している世界的にも有名なフィットネス研究者です。とくに筋肥大を目的としたトレーニング研究では、この分野の第一人者とも目されています。 今回は、BarBendに掲載されたSchoenfeld氏のインタビューをもとに、筋トレの効果を高める最新の考え方をご紹介しましょう。 Table of contents ◆ セット数の考え方 ◆ 運動回数の考え方 ◆ 運動強度の考え方 ◆ 読んでおきたい記事 ◆ 参考論文 ◆ セット数の考え方 現代のスポーツ医学では、トレーニングによる筋肥大は運動強度と運動回数を合わせた「総負荷量」によ

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    sonicfkk 2017/10/30
  • 筋トレの前にストレッチングをしてはいけない理由 - リハビリmemo

    私たちは運動の前によくストレッチングをします。 これはストレッチングをすることによって怪我を予防できるというエビデンスにもとづいています(McHugh MP, 2010)。 怪我の予防をストレッチングの正のエビデンスとするのであれば、実はストレッチングには負のエビデンスもあるのです。 それは「運動前のストレッチングはパフォーマンスを低下させる」というものです。 2004年、カナダ・SMBJ病院のShrierらは、世界ではじめてストレッチングが筋力やジャンプなどの瞬発力を低下させることを明らかにしました(Shrier I, 2004)。 Shrierらの報告以降、多くの研究者によって同様の結果が報告されました。このような背景から、2006年には欧州スポーツ医学会が、2010年には米国スポーツ医学会が運動前のストレッチングがパフォーマンスを低下させるという公式声明を発表しました。 『ストレッチ

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    sonicfkk 2017/09/25
  • 筋トレとアルコール摂取の残酷な真実 - リハビリmemo

    2014年2月、私たちにとって、あまりにも残酷な事実が公表されました。 「トレーニング後のアルコール摂取は筋肥大の効果を減少させる」 トレーニング後のアルコール摂取は格別な幸福を与えてくれます。厳しく、辛い自分との戦いを終えたあとに、最大の安らぎを与えてくれるのがアルコールなのです。事実、スポーツ選手の多くがアルコールを好んで摂取しています(O'Brien KS, 2007)。 しかし、現代のスポーツ医学では、トレーニング後のアルコール摂取はトレーニング効果を3割も減少させると言います。 今回は、この残酷な事実を示した研究報告とともに、近年、明らかになった新たな事実をご紹介したいと思います。残酷な世界から目を背けてはいけません。 Table of contents ◆ 筋トレ後のアルコール摂取は筋タンパク質の合成作用を減少させる ◆ 筋トレ後にアルコールを摂取してはいけない理由(メカニズム

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    sonicfkk 2017/08/07
  • 筋トレの効果を最大にするセット数について知っておこう(2017年7月版) - リハビリmemo

    2017年7月にスポーツ医学雑誌として有名なSports medicineから「レジスタンストレーニングのセット数」についての最新のレビューが報告されましたので、ブログでもキャッチアップしておきます。 Table of contents ◆ これまでのセット数の研究に対する疑問と問題点 ◆ トレーニングの経験レベルによる最適なセット数 ◆ 読んでおきたい記事 ◆ 参考論文 ◆ これまでのセット数の研究に対する疑問と問題点 現代のスポーツ運動生理学は、レジスタンストレーニング(筋トレ)のセット数について、このように述べています。 1セットよりは複数のセットが効果的であり、3セット以上では効果がプラトーになる。 2010年のKriegerらは、1960年から2009年までに報告された研究をもとにメタ解析を行い、1セットより複数セットを行うことによって、有意に筋肥大が生じることを報告しました(

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    sonicfkk 2017/08/03
  • 筋トレの効果を最大にするトレーニングの頻度について知っておこう - リハビリmemo

    「筋タンパク質の合成作用を最大化させる」 現代のスポーツ運動生理学は、筋力トレーニングの目的についてこのように述べています。効果的なトレーニングとは、筋肉のもとである筋タンパク質の合成作用を効率的に高めるトレーニングのことを言います。現在では、このような観点からトレーニング内容を再設計(リ・デザイン)する研究がトピックスとなっているのです。 トレーニングの効果は、運動強度、運動回数、セット数など変数(値)によって決まります。効果的にトレーニングを行うためには、それぞれの変数が筋タンパク質の合成作用をもっとも高めるようにデザインされなければなりません。 効果的なトレーニング = 総負荷量(運動強度 × 運動回数) × セット数 × セット間の休憩時間…etc これまで、筋タンパク質の合成作用を高める運動強度や運動回数、セット数について考えてきました。今回は、トレーニングの頻度(週に何回、行え

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    sonicfkk 2017/06/05
  • 筋トレの効果を最大にするセット間の休憩時間について知っておこう - リハビリmemo

    近年のスポーツ運動生理学、スポーツ栄養学の発展にともない、筋力トレーニングに対する考え方の大きなパラダイムシフトが起きています。 これらの学問では、トレーニングの効果を最大にするためには「筋タンパク質の合成作用を高めるトレーニング内容、タンパク質の摂取方法を実践しろ」といいます。 アミノ酸の安定同位体を用いることによって、筋肉を構成する筋タンパク質の合成作用を直接的に計測することが可能となり、より効率的なトレーニング方法や栄養摂取が解明されつつあるのです。 このような背景から、今回は、トレーニングのセット間の休憩時間(inter-set rest)について考察していきましょう。 Table of contents ◆ 短い休憩時間が成長ホルモンの分泌を増加させると言うけど… ◆ 短い休憩時間は筋タンパク質の合成作用を減弱させる ◆ 読んでおきたい記事 ◆ 参考文献 ◆ 短い休憩時間が成長ホ

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    sonicfkk 2017/05/30
  • 筋トレの効果を最大にするタンパク質の摂取パターンを知っておこう - リハビリmemo

    筋肉は筋タンパク質によって作られています。筋タンパク質は24時間、いつも合成と分解を繰り返していますが、私たちの筋肉の量が保たれているのは筋タンパク質の合成と分解のバランスが釣り合っているからです。 『筋肉を増やすための栄養摂取のメカニズムを理解しよう』 これを24時間の時間軸で見てみましょう。事(タンパク質)の摂取によって十分な栄養がとれているときは、筋タンパク質の合成作用(ピンク)と分解作用(グレー)の量が同じになります。そのため、筋肉の量は一定に保たれます。 Fig.1:Phillips SM, 2004より引用改変 無理なダイエットをした場合、事量の減少により筋タンパク質の合成作用が小さくなります。その結果、合成作用の量を分解作用の量が上まわってしまうため、筋タンパク質は減少します。無理なダイエットは筋肉の量を減らしてしまうのです。 Fig.2:Phillips SM, 200

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    sonicfkk 2017/05/01
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