福田淳一前財務事務次官によるセクシュアル・ハラスメント問題に関連し、野田聖子総務相は5月7日に出演したBS11のニュース番組で、セクハラの再発を防ぐために「罰則や罰金が必要であれば、検討していけばいい」と、罰則規定を盛り込む法整備も検討する考えを示した。共同通信などが報じた。 福田前事務次官のセクハラ問題について、麻生太郎財務相が「セクハラ罪っていう罪はない」「殺人とか強(制)わい(せつ)とは違う」などと発言し、批判を浴びていたことなどを受けたもの。時事通信によると、野田総務相は、麻生財務相の発言を「『セクハラ』(という概念)が存在しない時代に生きてきたから、私たちの感覚とはまったく違う」と指摘した。