静岡県議会の各会派は29日、代表者会議を開き、ノーネクタイのみ容認していたクールビズを一歩進め、上着を脱ぐことも容認することを申し合わせた。 議会に出席する県幹部たちはこれまで、「上着着用」の議会と「ネクタイ着用」の川勝知事に気兼ねし、上着、ネクタイのどちらも着用していたが、同日午後から知事と同じ「上着なし、ネクタイあり」の軽装に改め、ほっとした表情を見せた。 県議会は当初、クールビズをしない方針だったが、6月定例会が開会した23日の会派代表者会議で、ノーネクタイのみ容認する方針に転換。一方、川勝知事は5月23日から「上着なし、ネクタイ着用」という独自のクールビズを始めていた。このため、上着とネクタイの両方を着用して議会に出席していた県幹部たちは、暑さで額に汗をにじませたり、顔を真っ赤にさせたりと、苦しい夏が続いていた。 議場内は28度を超えるとエアコンが入る設定になっているが、29日は午