日本維新の会共同代表の橋下徹大阪市長は12日、参院選に関するメディアの対応について、「もっと(各政党の党首らによる)討論会をするべきだ。貧相でお粗末」と批判。今月3日に自らが出席した日本記者クラブ主催の党首討論会についても、主催者側からの質問が安倍晋三首相に集中していたとして「あれは最悪。国民のみなさんも安倍首相の意見を聞くだけで終わっている」と不快感を示した。市役所で記者団に答えた。 橋下氏は、一部メディア主催の討論会が、自民党候補者の欠席により中止になったことを問われ、「欠席者があってもやるべき。討論会の主催者が腹をくくればいいだけだ」と述べた。 与野党9党首が参加した日本記者クラブ主催の討論会では、安倍首相の政権運営の評価に加え、経済政策「アベノミクス」や憲法改正、原発再稼働などをテーマに議論が交わされ、NHKが生放送した。 橋下氏は、「(主催者側が)安倍首相だけに質問するなら