【伊木緑】16日に投開票された衆院選の小選挙区で、白票や候補者以外の名前が書かれた「無効票」が約204万票に上ったことが朝日新聞の集計で分かった。今回は投票率も過去最低だが、投票所に足を運んだものの投票先に悩み、白票を投じた有権者の姿が浮かび上がる。 朝日新聞が各都道府県選管の開票資料に基づき、投票者数から候補者への投票数を引いて集計した。204万票は投票者数の3.31%に当たる。計算方法が異なるので単純比較はできないが、総務省の集計では、これまでの無効票率は2000年の2.99%が最高だった。 都道府県別で割合が高かったのは高知県の5.24%、大阪府4.63%、熊本県4.44%、東京都4.20%の順。高知県選管の担当者によると、県全体の無効票約1万7千票のうち半数以上が白票で、候補者以外の名前を記した票も多かったという。 明治学院大の川上和久教授(政治心理学)は「誰に入れたらいいか分から
ウクライナで暫定政権が発足するきっかけとなったデモ隊と警官隊との衝突で、デモ隊を主導した極右グループが、ほかの民族主義団体と共に新たな政党を設立すると発表し、ロシアとウクライナの暫定政権との関係がさらに悪化するおそれが出ています。 ウクライナの暫定政権に近い極右グループの「右派セクター」の幹部は22日、首都キエフで会見し、「暫定政権は十分に機能していない」などと述べて、複数の民族主義団体を統合して新たな政党を設立することを明らかにしました。 そのうえで、ことし5月に予定されている大統領選挙に政党代表のヤロシ氏を擁立する考えを示しました。 右派セクターは先月、前の政権が崩壊し、暫定政権が発足するきっかけとなった、デモ隊と警官隊との衝突で、デモ隊を主導した過激なグループとして知られています。 ロシアのプーチン政権は、暫定政権がこうした過激な民族主義グループの影響下にあると非難するとともに、民族
大阪都構想をめぐる対立をきっかけとした出直し大阪市長選は22日、最終日を迎えた。日本維新の会共同代表の前職・橋下徹氏(44)は第一声と同じく、なんば・高島屋前で最後の演説。「これまでメディアが一切、この選挙戦を報じていない。当選した時だけ会見しろなんて身勝手」と訴え、投開票後の会見を拒む考えを明かした。 最後の最後に橋下氏が批判の矛先を向けたのはマスコミだった。「まあ盛り上がりませんね、この選挙。責任はメディア。主張が全然届いてないじゃないですか」。演説中には対立候補のマック赤坂氏(65)が上半身裸でカツラにウサギの耳をつけた姿で、タンバリンを打ち鳴らすなどして乱入。橋下氏は「メディアがちゃんと報じないから、マックさんもフラストレーションがたまってるんですよ」と見過ごし、批判の対象は最後までマスコミだった。 市選挙管理委員会によると、21日現在の期日前投票者数は7万6343人で、同期間
ここ数日、アスペルガーの娘さんが家で激しく暴れるというママの話を聞いていました。発達障害・アスペルガーの子どもは小学校高学年から思春期にかけて荒れることが多いと聞きます。アスペルガーの子は自分自身、どこに怒りのツボがあるのかもわかりません。何が苦しいのかもうまく表現できません。とにかく苦しい。そして、怒りの感情の制御もうまくできません。一度暴れ始めると、暴れる自分がイヤでイヤでたまらず、また暴れます。 「なんとか受け止めてあげたい」「何が苦しいのか理解してあげたい」というのがご両親の大抵の反応です。しかし悲しいかな、受け止めてあげたい、理解してあげたい、と思えば思うほど、お子さんの暴力はひどくなっていくばかり。 私も例に漏れず小学校高学年から激しく荒れ始めたわけですが、私は母に対してその怒りや苦しみをぶつけることはできず、専ら学校でその攻撃性を表出していました。当然、小学校史上なかなかみな
橋下氏イラッ!大阪市長選はドタバタに 3枚 橋下徹前大阪市長(44)の辞職に伴う出直し市長選が22日、選挙戦最終日を迎えた。再選を目指す橋下氏は同市内の4カ所で演説。夜にラスト演説を行った難波・高島屋前には約1000人の聴衆が集まったが、その会場に対抗候補が続々と現れ、異例のゴタゴタ劇に発展。日本有数の都市の首長を選ぶ選挙戦とは思えぬ様相を呈し、橋下氏は「これが民主国家の姿なのか」とブチ切れ寸前だった。 午後7時すぎ、橋下氏が最後の演説を行っている最中に、まずは選挙カー前の車道に対抗候補のマック赤坂氏(65)の陣営が姿をみせた。マック赤坂氏は、インドの修行僧風の衣装で、頭にも僧侶風のカツラをかぶり、さらにはバニーガールのような耳をつけていた。 選挙カーの上の演説台にいた橋下氏は演説を止め、最初は聴衆に向け「マックさんはフラストレーションがたまってるみたいなんで、勘弁してあげてください」と苦
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