国会議員歳費の2割削減が今月末で期限切れとなることに関連し、日本維新の会が1割削減での継続を主張していることについて、同党共同代表で地域政党・大阪維新の会代表の橋下徹氏が「(日本維新の)公約は3割削減だったはず。政治が身を切ることなくして国民に負担を求めることはできない」などとするメールを維新議員らに送っていたことが分かった。 メールは13日夜に送信された。橋下氏は「今の日本維新の会のままでは大阪でうそつき呼ばわりされ、(来年の)統一地方選を乗り切れない。日本維新の会と距離を置く方が大阪においてはメリットだ」と批判、大阪維新を日本維新から切り離す可能性にも言及している。 歳費削減は、東日本大震災の復興財源確保などを目的に2012年12月から実施中だが、自民党は継続に否定的な意見が多く、現在、各党間で協議が続いている。日本維新の会は12年の衆院選公約で3割削減を掲げたが、同党国会議員団は1割