タグ

2011年2月2日のブックマーク (3件)

  • asahi.com(朝日新聞社):天然ウナギの卵発見 世界初、完全養殖実用化へ期待 - サイエンス

    捕獲に成功した天然ウナギの卵。直径は約1.6ミリ=東京大大気海洋研究所、水産総合研究センター提供    天然のニホンウナギが海で産んだ卵が、世界で初めて日の研究チームによって発見された。現場は、ウナギの幼生が捕獲されたことがあるマリアナ諸島沖。調査で得られたデータは、ウナギを卵から育てる「完全養殖」の実用化に役立つと期待される。  発見したのは、東京大大気海洋研究所の塚勝巳教授や水産総合研究センターなどのチーム。1日付の英科学誌ネイチャーコミュニケーションズ(電子版)に報告した。  2009年5月、調査船で大型のプランクトンネットを引いたところ、ウナギとみられる複数の卵が入った。DNA鑑定で31個がニホンウナギの卵と確認された。いずれも受精卵で、直径は平均1.6ミリだった。  孵化(ふか)するまでの間、海中に卵の形で漂うのはわずか1日半とわかっている。チームは過去の調査データから、産卵

  • asahi.com(朝日新聞社):カイロ行進、盛り上がれない コプト教徒の町・死者の町 - 国際

    【カイロ=北川学、玉川透】エジプトの野党勢力が呼びかけた「100万人行進」で沸いた1日の首都カイロ。その騒がしさをよそに、少数派のコプト教徒や、極貧層が暮らす「死者の町」は静まりかえっていた。30年にわたるムバラク大統領の在任中、ひっそりと暮らしてきた人々は、固唾(かたず)をのんで政変の行方を見守っていた。  ■コプトの町  カイロの下町、ショブラ地区。原始キリスト教の名残を伝えるコプト教の中心地は異様な静けさに包まれた。  我々にはデモではなく、時間が必要だ――。前日の1月31日、地元の若者たちが、デモへの参加自制を呼びかけるビラを同地区にまいた。28日のデモに参加したコプト教徒が多数負傷、略奪や放火が横行し、ゼネストで銀行や病院などが閉鎖するなど人びとの暮らしを脅かしたことに憤りを感じたからだという。  コプト教徒の警備員レダさん(36)もビラを読んで、デモ参加を見送った。「ムバラク政

  • オランウータンのゲノムを初解読、予想以上の「多様性」 ネイチャー誌

    インドネシア・スマトラ島北部のメダン(Medan)の施設で飼育されている母オランウータンと2匹の赤ちゃん(2011年1月27日撮影)。(c)AFP 【1月30日 AFP】絶滅が危惧されているオランウータンのゲノム(全遺伝情報)を初めて解読したとする論文が、27日の英科学誌ネイチャー(Nature)に発表された。遺伝的な多様性が予想よりはるかに大きく、このことが種の存続に有利にはたらく可能性があるという。 米ワシントン大(Washington University)などの国際研究チームは、スマトラ(Sumatra)島に住むメスのオランウータン「スージー(Susie)」のゲノム配列の全解読を行った。 その結果、オランウータンのゲノムは、ヒトやヒトに最も近いチンパンジーとは異なり、過去1500万年の間にほとんど変化していないことがわかった。すべての類人猿は1400万~1600万年前に共通祖先から

    オランウータンのゲノムを初解読、予想以上の「多様性」 ネイチャー誌