米国労働統計局によると、2006年から2016年の間に授業料は63%増加し、住宅費は50%、そして教科書の費用は88%も上昇しているという。こうした中、メリーランド州とニューヨーク州では、オープンソースかつ著作権フリーの教科書を採用することによってコストを抑制しようとしているという(QUARTZ、メリーランド大学、ニューヨーク州の発表、Slashdot)。 オープンソース教科書は、従来の著作権で保護された伝統的な教科書より制限は遙かに少ない。無制限に複製して学生に配布したり、あるクラスのニーズに合わせて改訂することさえできる。 メリーランド州ではオープンソース教科書を使用する学校に若干の補助金を出すとしている。この補助金は500ドルから2,500ドルに過ぎないものの、8,000人の学生を対象とした場合、2017年度秋の1学期だけで130万ドルも節約できるという。現在、全国の学生は、教科書に
2017年4月15、16日の2日間、浅草の東京都立産業貿易センター台東館7F展示室で、紙の博覧会「紙博」が開催された。紙博は、“素材”としての紙、“雑貨”としての紙、“作品”としての紙など、とにかく紙を使ったさまざまなモノが一堂に会する、ありそうでなかった展示会だ。第1回となった今回、初めての試みにもかかわらず、会場は驚くほど多くの人が駆けつけていた。 マスキングテープのmt社のブースがあまりの行列に近づけないなど、全ての展示作品をつぶさに見て回ることは難しい状況。しかも、1つのブースあたりの情報量もすさまじく、狭いスペースにアイデアや技術が注ぎ込まれた紙モノが所狭しと並ぶ、高密度のイベント。そのなかで筆者が見つけた面白いものを紹介する。 日本の伝統民芸がポップな雑貨に まず目に付いたのは、さまざまな張り子細工が並ぶブース。デザイン事務所のアトリエタイクが主催する民芸玩具のセレクトショップ
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