憲法とナショナリズムについて考える〜「日の丸・君が代」集会、小倉利丸さんが講演 2月25日、「日の丸・君が代」強制反対!10・23通達撤回!総決起集会が、東京しごとセンターで開かれた。教員や市民など90名が参加した。この集会は毎年、3月の卒業シーズンを前に、「君が代」不起立教員を励ますと同時に、学校の内外をとりまく状況を明らかにしようと取り組まれてきた。主催は都教委包囲・首都圏ネット。冒頭、小倉利丸さん(評論家・元富山大学教授/写真)が「『明治150年』と改憲攻撃」をテーマに講演。「ナショナリズムの暴走を憲法は止めることができない」と指摘した。近代国民国家の限界という視点から、憲法やナショナリズム、9条に鋭く迫る内容で会場を圧倒した(要旨は後掲)。続いて、学校現場や「日の丸・君が代」裁判などの報告があった。「議論のない職場では、疑問も起こらず、現状肯定の雰囲気が充満している」「今年4月から