神奈川県で観光エリアを抱える三浦半島。約20kmも海へ突き出した陸地に、横須賀や葉山、久里浜などいくつもの街があります。 その先端部である三浦市は、南端の三崎エリアを中心に、観光需要が高くなっています。 しかし、観光需要に道路のキャパシティが追いついておらず、慢性的な混雑に悩まされています。特に京浜急行の三崎口駅から三崎港までは交通機関でもバスやタクシーで行くしかありません。 三崎口から三崎港までは山岳区間となり、実質的に県道26号「横須賀三崎線」が唯一のルートとなっています。この横須賀三崎線が昔ながらの狭い2車線の生活道路で、信号も連続し、ほぼ全区間で渋滞となることもあります。 三崎口駅のすぐ南側、国道134号が西海岸と東海岸から合流してくる「引橋交差点」も有数の渋滞ポイントです。葉山方面と久里浜方面から交通流がやってきて、どちらも三崎港へ向かうため、完全にボトルネックとなるのです。 さ