都心の中心部を東西に駆け抜ける「JR中央線快速電車」。青梅や三鷹、新宿、東京駅などを結び、通勤ラッシュを支えている。オレンジ色の電車といえば中央線快速電車と言えるほど有名で、鉄道ファンからの人気も高い。 そんな中央線快速電車を眺めることができるおすすめスポットを紹介したい。御茶ノ水駅と神田駅の間にあり、神田川に架かる「昌平橋」だ。御茶ノ水方面に目を向けると、中央線快速電車だけでなく、総武線や丸ノ内線も見ることができる。運が良ければ3路線同時に見ることができ、鉄道ファンに限らずワクワクすること間違いなしだ。 鉄道スポットの昌平橋だが、実は日本で初めてアスファルト舗装が施工された道路なのだ。昌平橋は江戸時代の寛永年間に初めて架設されたと言われている。元禄4年(1691)に将軍徳川綱吉が湯島聖堂を造営し、孔子の故郷である中国の魯の国・昌平郷にちなみ名付けられた。江戸時代の昌平橋は、大火や神田川の