ブックマーク / blog.tinect.jp (7)

  • 僕が争いごとに巻き込まれるのは、僕の弱そうな見た目のせいだった。

    学生時代、イケてる系のビジネスマンがも杓子もジム通いで身体を鍛える事を推奨し、かつ実際に鍛えている事に当に驚いた。 ジャニーズJr.みたいな細マッチョならまだしも、中にはプロレスラーかよと言いたくなるような肉体を保持するものもいた。 (出典:田村耕太郎) 「そんな事する暇があったら、もっと知力を鍛えればいいのに」と正直、僕はそのマッチョイズムの理解に苦しんだ。 当時の僕が憧れてた生き方は元2ちゃんねる管理人のひろゆきさんのようなロジカルで全てを論破し尽くすスタイルだ。 鋭い切り口でズバッと物事の質を突くようなその物言いに僕は心の底から惚れ込んだ。 何より、彼の身体は筋肉とは程遠いヒョロっとした出で立ちであり、意識の高そうなビジネスパーソンとは真逆にみえた。 「意識高い系のサラリーマンはジムとか通って身体を鍛えてるけどさ」 「誰が言ったかではなく何を言ったかが大事な時代である現代におい

    僕が争いごとに巻き込まれるのは、僕の弱そうな見た目のせいだった。
    soranowataru
    soranowataru 2020/10/23
    無駄な争いをけしかけてくる不思議な人間が少ない環境に身を置くことにしたよ。
  • 老朽化していく築十数年のマンションというのは、まさに「日本」そのものだなと思った話。

    先日、僕が住んでいるマンションで、管理組合の総会が行われました。 総会、とはいっても、新型コロナウイルス感染予防への配慮もあり、基的には事前に配布した議案に対する回答や委任状に基づいて、必要最低限の参加者で議決する……はずだったのです。 僕自身、何年か前に管理組合の役員の順番がまわってきたとき以来、ほとんど総会には参加していなかったのですが、今回、諸事情(というか、また順番がまわってきただけなのですけど)で参加してみて、現在のマンション事情を痛感することになりました。 僕が住んでいるマンションは、築十数年で、昨年、大規模修繕工事を終えたばかりです。 立地は良いほうだと思うし、修繕も終えて、まあ、しばらくは大丈夫だな、人口が減っていき、みんなが街の中心部に集まりつつある日で郊外の一軒家に住むより、マンションのほうが便利だし、この先も安泰だろう、と思っていたのです。 ところが、マンション

    老朽化していく築十数年のマンションというのは、まさに「日本」そのものだなと思った話。
    soranowataru
    soranowataru 2020/10/06
    ババを引かないように売れるうちにさっさと売り払って他に行き、またババを引かないように売れるうちにさっさと売り払って他に行く渡り鳥。
  • いつの間にか「好きなことをしていい」時代から、「好きなことをしないと豊かになれない」時代に変わった。

    最近、以下のようなフレーズを、当によく見かけるようになった。 「好きなことを仕事に」 「やりたいことを見つなさい」 「好きなことだけをやれ」 ネット上のみならず、旧来のメディア上にも、そのような言説が踊る。 「前から、そう言う人っていなかった?」という方もいるかもしれない。 それは、そのとおりだ。 人類は常に「昔より、より大きな自由」を獲得してきた。 スティーブ・ジョブズは2006年のスタンフォード大学のスピーチで、こう言った。 (出典:https://www.youtube.com/watch?v=VyzqHFdzBKg) アメブロで20万人のフォロワーを抱える、心理カウンセラーの心屋仁之助さんは、「好きなことだけして生きていく」というを2014年に出している。 Googleが、ヒカキンを使ってYoutubeで「好きなことで、生きていく」というプロモーションを打ったのも2014年だ。

    いつの間にか「好きなことをしていい」時代から、「好きなことをしないと豊かになれない」時代に変わった。
    soranowataru
    soranowataru 2019/07/22
    社会に適応し好きなことの専門性を身に付けて自由に生きる人と社会に適応できず嫌いな誰でもできるマックジョブで不自由に生きる人に別れてる気がする。
  • 「上下関係にこだわる人を、絶対に入れたくない」という会社の話。

    先週のしんざきさんの記事 「「職位が高い人間ほど、技術的な実務から遠ざかってしまう」のを解消しようとして、失敗した時の話。」 を読んで、思い出した話があったので、書いてみたい。 この話のキモは、なんと言っても次の部分である。 細かい不満は色々とあったんですが、突き詰めてみると 「コーディングが出来るのはいいんだけど、ぶっちゃけ職位が下のヤツにあれこれ管理されるのはなんか嫌」 という、言ってしまえば極めて感情的な問題がその状況の根原因でした。 上の話の通り、会社には、「格付け」やら「序列」やらに、強いこだわりを見せる人が、当にたくさんいる。 彼らはわずかでも「軽んじられた」と感じると、子供のように拗ねてしまう。 例えば、こんな具合だ。 「俺のところに会議の出席案内きてないけど?」 「なんで部長に言う前に、俺のところに持ってこないの?」 「これ、席順が間違ってるだろ。」 それは極めて強力で

    「上下関係にこだわる人を、絶対に入れたくない」という会社の話。
    soranowataru
    soranowataru 2019/06/26
    マウンティングする人が居なきゃすごい快適だろうなぁ。
  • 試してみたけど、Googleのいう「心理的安全性」だけでは、学習やチャレンジは誘発されないらしい。

    私がやっている、ティネクトという会社について少し話したい。 うちは、「オウンドメディアの運営」と「記事作成」を請け負う会社だ。 要は、自分たちがBooks&Appsでやってきたことや、得られた知見をクライアントに提供し、お客さんのサイトを盛り上げて、対価を頂いているわけである。 最近では特に「インターネット広告」以外の手段も広く用いて、webなどから顧客を発掘したい、という会社が間違いなく増えている。 オウンドメディア、すなわち自社で運営するメディアとSNS、そして従来の広告を併用して、相乗効果を出していこうということだ。 とはいえ、実際にやることは非常に泥臭い。 クライアントの事業を理解し、問い合わせの導線を考え、コンテンツの中身を考え、SNSでの拡散を目指す。 メディアのKPIを設定し、PDCAを回す。 それは当に地味で、誰もやりたがらない仕事であることも多い。(だから事業として成立

    試してみたけど、Googleのいう「心理的安全性」だけでは、学習やチャレンジは誘発されないらしい。
    soranowataru
    soranowataru 2019/06/15
    好きなことやってる人は心理的安全性があればチャレンジするけど、お金のためにやりたくない仕事をしてる人は心理的安全性があってもチャレンジしないような気がする。
  • 個人主義社会は、自分自身を省みる機会も能力も無い、「唯我独尊」の人間を大量生産する

    先日、私は自分のブログにこんなブログ記事を書いた。 だけど、叱られない社会をみんなが望んだ。 相互不干渉の浸透した社会のなかで他人に干渉することはますます難しく、勇気の必要な、リスクを孕んだものになっているわけだから、私たちはおいそれとは他人を叱れないし、他人に叱られにくくもなった。 ここでいう「他人に叱られにくくなった」とは、他人に叱られる頻度が低下したという意味だけでなく、他人に叱られ慣れなくなった、という意味も含んでいる。 他人から陶しがられそうな言動を繰り返していても、相互不干渉がマナーになっている現代社会では、誰かが叱ったり注意したりしてくれることは少ない。 自分を叱ってくれる人、それもちゃんと心に刺さるようなかたちで叱ってくれる人は貴重な存在だ。 先日AERA.dotに掲載されていた以下の記事は、まさにそのことを思い出させる内容だった。 66歳男性が風呂場で涙… 友人もいない

    個人主義社会は、自分自身を省みる機会も能力も無い、「唯我独尊」の人間を大量生産する
    soranowataru
    soranowataru 2019/05/22
    この競争社会じゃあ憎まれもしない人より憎まれっ子の方が生きやすいんだよな。
  • Googleの社員食堂に感じた、格差社会のリアル。

    つい先日、Googleランチに行ってきた。 Googleはオフィス内に3つの堂があり、その全てを無料で社員は利用する事ができる。そして社員に知り合いがいると、その堂を外部の人間も利用できるのだ。 <参考 Googleの社員堂行ってきた! – はらぺこグリズリーの料理ブログ > あの有名なGoogleの中に潜入できる!こんなワクワクする展開もそうはあるまい。 というわけでGoogle社員に聞いた色々な話を織り交ぜつつ、現代のグローバル企業の深淵に迫っていこう。 能力不足でクビになった人が1人もいないGoogle支社 六木ヒルズの43階にあるGoogle堂での光景は異様としかいいようがない。 雰囲気を一言で表せば、まるで外国の大学のカフェテリアのようである。 そこに並ぶのは「ホテルのビュッフェかい!」といいたくなるような色とりどりの品目。全部で20種類ぐらいはあったんじゃないだ

    Googleの社員食堂に感じた、格差社会のリアル。
    soranowataru
    soranowataru 2019/02/06
    社会に適応できる能力のない人はない人なりにひーこらひーこら言いながら生きていくかないものな。配られた手札で勝負するしかないのだから持たざる者の幸せを追求していくとしよう。
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