モーターなどのアクチュエーターを搭載しないため、軽量で着脱も容易。そんなアシストスーツ「e.z.UP・イージーアップ」を早稲田大学 理工学術院 教授の田中英一郎氏らが、旭蝶繊維と共同開発した。2019年1月に発売を予定しており、「第45回 国際福祉機器展 H.C.R.2018」(2018年10月10~12日、東京ビッグサイト)で披露した。 従来の一般的なアシストスーツは、モーターや空気圧などのアクチュエーターを使用しているため重く、長時間着用することが困難だった。一度装着すると簡単に着脱できないことも課題になっていた。 こうした課題を解決するため、e.z.UP・イージーアップは腕から足の裏までベルトが連動する構造を採用した。これにより、動力源を必要とせずにゴムベルトと布の変形収縮によって作業時の筋活動を低減できるようにした。 袖に腕を通してベルトを締めるだけの簡単な構造なので、1分程度で装