ソニー銀行が日本円と連動するステーブルコインの発行に向けて実証実験を開始したと日経新聞が4日、伝えた。 数カ月の実証実験で、ステーブルコインでの送金や法的な問題点を検証。ブロックチェーン基盤にはポリゴン(Polygon)を使用するという。 ソニー銀行は、CoinDesk JAPANでも伝えているように、セキュリティ・トークン(デジタル証券)に参入、またWeb3時代におけるクリエイター・ファン経済圏拡大への貢献を目的に「Sony Bank CONNECT(ソニーバンク・コネクト)」を夏にリリースすると発表している。 さらにブロックチェーンを基盤としたウォレットのリリースに向けた要件定義や設計も進めており、ステーブルコインの実証実験は、エンターテインメント領域に強いソニーグループにとって、ブロックチェーン上でのデジタルコンテンツの取引や決済を見据えた取り組みと言えるだろう。 拡大するステーブル