自民党が何をしようとしているか、とくに憲法に何をしようとしているのか。このブックレットを読んでまず知って下さい。いまの自民党は、「行き過ぎだ」と思えば逆方向のバネが内部で働いていた、かつての自民党ではありません。「道理の通らないことでも一丸となってやり通す」ことが、何より大切だと思い込んでいる人たちです。この人たちに日本の将来を委ねてよいのか、このブックレットを読んで考えて下さい。
憲法改正を掲げる団体「日本会議」の歴史や活動方法などを取り上げた新書「日本会議の研究」を発行した扶桑社(東京都港区)に対し、日本会議が、出版停止を求める申入書を送った。日本会議の広報担当者は「内容に事実誤認があるが、詳しい話は現段階ではできない」と説明。扶桑社は「コメントは控えたい」とし、著者の菅野(すがの)完(たもつ)さんは「多数の関係者に取材を重ね、資料を集めて見つけた事実であり、内容には自信を持っている」と話している。 日本会議は教育基本法の改正を求める運動などをしてきた保守系団体で、安倍晋三首相が国会議員懇談会の特別顧問を務めている。 新書は、日本会議と自民党や安倍政権との関係、宗教団体関係者とのつながりなどをまとめたもので、初版は8千部。予想以上の売れ行きで、増刷中という。(赤田康和)
河出書房新社から発行された表題の著がいい。 本の帯には、「保守だからこそ安倍晋三を許さない」とある。 さらに「安保法制を強行採決し、憲法を壊し、戦争に向かって爆走する安倍政権に、保守政治家と保守論客が存在を賭けたNOを突きつける。」と続く。 佐高信が、小林節、亀井静香、鈴木宗男とそれぞれ対談しているのが、いずれも興味深く面白い。 私は本書を読んで初めて知ったのだが、自民党は 「朝日、赤旗、民主党、サンデーモーニング、反対派がグウの音も出ない!『安保法制』一問一答35」なる冊子を作って自民党全議員に配布しているという。 これを小林節が明快に批判している。 まあ、自民党のあまりに情けない姿が浮き彫りになる。 まず、この冊子、こんな初歩的のこと(いずれも後に論破されて今さらこんな話じゃないでしょ、という論点)を配布しなければならないの、というのが情けない。 例えば、「国民を戦争に参加させるつもり
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