妊娠中に新型コロナウイルスの感染が確認された女性は、東京都内で昨年度1年間に231人いたことが産婦人科医でつくる団体のまとめで分かりました。妊婦が感染した確率は一般の人より低かったものの、予定していた妊婦健診を受けられなくなるなど影響も出ています。 産婦人科の医師でつくる日本産婦人科医会は東京都のデータをもとに昨年度1年間の妊婦の感染状況を分析しました。 それによりますと新型コロナウイルスの感染が確認された妊婦は東京都内で231人いたということです。 都内で感染が確認された人全体に占める妊婦の割合は0.19%と、都内の全人口に占める妊婦の割合の3分の1以下となっていて、妊婦が感染した確率は一般の人より低いことがうかがえます。 日本産婦人科医会は多くの妊婦が外出を避けるなど一般の人より予防を心がけたためではないかとみています。 感染経路については全国1400余りの産科などの協力を得て、去年1