Zoomは現地時間2022年08月13日付で、新たに、脆弱性CVE-2022-28751(上記)のパッチのミスにより、同じく悪意のあるユーザーがroot権限に昇格できてしまう可能性のある脆弱性CVE-2022-28756を修正した「Zoom Meetings for Mac v5.11.5」をリリースしたと発表しています。 Zoomの脆弱性に関するタイムライン 今回の一連のアップデートは、この脆弱性を発見しZoomに報告した、元NSAで現在はObjective-Seeを運営するPatrick Wardleさんが、2021年12月にZoomにroot権限昇格に関する脆弱性と修正方法を含め報告したものの、Zoomは約8ヶ月アップデートを行わず、07月18日にようやくリリースされた「Zoom Meetings for Mac v5.11.3」ではパッチにミスがあったため、 Wardleさんは、こ