タグ

ブックマーク / critic20.exblog.jp (9)

  • 安倍晋三の本命元号を潰した皇室 - 皮肉が重なって誕生した「令和」 | 世に倦む日日

    「令和」はもともと安倍晋三の念頭にはなく、ドタバタの駆け込みで決まった元号だった。その真実が少しずつ分かってきた。2日のTBSワイドショーに出演した田崎史郎が裏話を披瀝し、「令和」が元号案として登場したのは3月20日頃とかなり遅く、安倍晋三が気に入る案がなく再提出を依頼した結果、出てきたのが「令和」だったと語っている。この話には注目してよい。毎日の3月24日の記事を見ると、菅義偉が「考案者の皆さま方に3月14日、正式に委嘱した」とある。24日は日曜日で、この日、菅義偉は選挙の応援で九州に飛んでいて、出先でこの発言をしてNHKに撮らせていた。そのニュースを見たとき、オヤと不思議に思ったのである。何でこんな遅いタイミングで考案者に委嘱なのだろうと。3月1日の日テレの報道を再確認すると、「新元号"絞り込み"最終段階・・・日古典も」という見出しで次のように書かれている。「『平成』に代わる新たな元

    安倍晋三の本命元号を潰した皇室 - 皮肉が重なって誕生した「令和」 | 世に倦む日日
  • 共謀罪と「お上を恐れぬ不届き」の刑罰論理 - 精神的自由の侵害 | 世に倦む日日

    昨日(19日)から衆院法務委員会で共謀罪法案が実質審議入りとなり、夜のニュース番組で取り上げられた。NHKの7時のニュースでは、予備、未遂、既遂の語をパネルに並べて図示し、刑事法上の共謀罪を概念的に整理しようとする演出はあったが、原稿を読んでいるサブキャスターの高井正智が、その中身を当に理解しているようには到底見えなかった。説明の時間が短く、言葉が少なく、中身に立ち入った解説をしておらず、視聴者も何のことだかよく分からなかったに違いない。安倍晋三の支配下にあり、政府広報の役割を果たすしかないNHKのニュースでは、あの程度がやっとなのだろう。今回、テレビ報道が共謀罪を取り扱う機会は決して少なくないが、共謀罪を正しく解説して視聴者に届けた例がない。例えば、桑子真帆や富川悠太は、「共謀罪の構成要件を改めて、テロ等準備罪を新設する法案が」、と毎晩のように放送の切り出しで言っているが、枕詞のように

    共謀罪と「お上を恐れぬ不届き」の刑罰論理 - 精神的自由の侵害 | 世に倦む日日
    sotokichi
    sotokichi 2017/04/27
    “国家権力が市民を統制するフリーハンドは大幅に拡充され、憲法に保障された精神的自由権の内実が失われる。中国のような社会になる” #共謀罪 #テロ等準備罪
  • 武藤貴也への議員辞職勧告決議案はなぜ提起されないのか | 世に倦む日日

    総裁選の日程が決まってマスコミで報道された。9/20(日)に投票。昨夜(8/27)のNHKの7時のニュースでは、党内の全派閥が安倍晋三の再選を支持することになったという話が伝えられ、他に立候補者はなく、無風での再選が確実になったことを既成事実として固めていた。立候補に意欲を見せていた野田聖子は、ここへ来てトーンダウンしていて、推薦人20人が集められない厳しい状況になっている。この総裁選の情報系が意味するものは何かというと、ズバリ、法案の採決は9/14の週に行われるという日程だ。9/14の週から60日ルールが適用できるが、60日ルールは使わずに参院の委員会と会議で強行採決して可決成立させる。その方針が自公で固まり、全体に既成事実として受け入れさせ、抵抗を未然に排除するべく、安倍晋三の側が政治を押し進めている。山口那津男が「来月11日までの成立が望ましいとの見方を示した」事実は大きい。参院の

    武藤貴也への議員辞職勧告決議案はなぜ提起されないのか | 世に倦む日日
  • 中国との戦争への想像力を - 民主党が衆院で憲法論議をやらなかった理由 | 世に倦む日日

    6月の衆院特別委での安保法案の論議で、民主党が法案を阻止する有効な質問をせず、無駄話ばかりで時間を潰していたのを不審に思っていた。長島昭久は堂々と政府の集団的自衛権行使を援護射撃する議論ばかり繰り返し、後藤祐一は法案細部の枝葉末節を穿り返し、辻元清美はプロレスの「乱闘」場面を作ってマスコミに「対決姿勢」の演出の絵を提供し、頭の悪い寺田学は横畠裕介に論破されて恥をかくという、わけの分からない質疑を延々と続けて時間を浪費していた。「100時間以上の審議時間」はそうしたガベッジ・コレクションの堆積だ。国民が見たかったのは、長谷部恭男や小林節が講義した違憲論の戦術応用であり、憲法学者による批判の論点をそのまま政府にぶつけ、国会で噛み合ったディベートが演じられる進行だった。つまり、民主党議員が憲法学者の代理人となり、国会で憲法論争をたたかわせて法案の破綻と不全を証明することだった。不毛な「新三要件」

    中国との戦争への想像力を - 民主党が衆院で憲法論議をやらなかった理由 | 世に倦む日日
  • 後藤健二の疑惑 - マスコミが正確に報道しない湯川遥菜との関係 | 世に倦む日日

    後藤健二についてマスコミが隠して報道しない事実がある。正確に言えば、後藤健二と湯川遥菜の関係についてだが、マスコミは重要な事実を説明せず、われわれを誤解に導いている。このことは、昨年の記事にも書いたので、Blogの読者は覚えておられるだろう。一般には、後藤健二と湯川遥菜の接点について、昨年の7月末、湯川遥菜がトルコ経由でシリアに二度目の潜入をし、反アサドの自由シリア軍に拘束され、アジトで尋問を受けていたとき、英語が堪能な後藤健二が湯川遥菜を救ってやったのが最初の接触だという理解になっている。後藤健二自らが昨年8月にテレビで証言したとき、湯川遥菜との関係について、詳しくは説明しなかったが、そのときが初対面であるかのような印象で語っていた。自由シリア軍のアジトで最初に偶然に出会ったと、われわれはそんな感じで二人の関係を認識している。マスコミの報道も、そうした演出と論調になっている。しかし、実際

    後藤健二の疑惑 - マスコミが正確に報道しない湯川遥菜との関係 | 世に倦む日日
  • 小保方擁護派の心理 - 無知と決めつけ、ゲームと博打、疑似科学とカルト | 世に倦む日日

    前回、「事件解決のカギは小保方晴子の自供のみ」と書いた。そう思う理由は、例の片山祐輔の事件の始終を見たことによる。滑稽であり、不気味な事件だった。否、事件はまだ終わっていない。佐藤博史は片山祐輔を更正させると言って弁護人を続けているが、私は佐藤博史が片山祐輔を改心に導けるとは到底思えない。片山祐輔は心から反省などしていないし、今の、表面上しおらしく見せている態度は、裁判官の心証をよくして量刑を軽くするための演技であり、周到な法廷戦術だろうと推察する。噂では刑期は7年。前回、9年前、ネットに複数の殺害予告を書き込んで逮捕起訴されたときは、懲役1年6ヶ月の実刑を受けて服役した。7年後に出所してPCとネットの環境に戻れば、再び警察とのゲームを始めるだろう。覚醒剤の常習犯のように。片山祐輔がリスペクトしているのは警察なのだ。簡単に騙されて手玉に取られた弁護士や江川紹子については、軽蔑と嫌悪しかない

    小保方擁護派の心理 - 無知と決めつけ、ゲームと博打、疑似科学とカルト | 世に倦む日日
  • Nスペ『STAP細胞 不正の深層』 - 小保方晴子は若山研からES細胞を盗んでいた | 世に倦む日日

    昨日(7/27)のNHKスペシャル「STAP細胞 不正の深層」は、よく出来た良質のドキュメンタリー番組だった。制作スタッフの鋭気と執念がよく伝わった。おそらく、安倍晋三や下村博文からのNHK上層部を通じた圧力は凄まじいものがあり、現場に脅しや妨害が入っていたに違いないが、そうした厳しい環境の中で、よくあれだけの作品に仕上げたものだと拍手を送りたい。番組にはNHKらしさがあり、NHKらしい特集報道のオペレーション・エクセレンスが感じられた。並々ならぬ意気込みは、山根基世がナレーションを担当したことからも察せられた。NHKが日曜夜9時放送のNスペに山根基世を起用するということは、その番組に格別の重みを置いたことを意味する。山根基世があの口調で語ると、視聴者の心に響く説得力がまるで違う。今後、官邸や自民党からNHKに不当な横槍が入るだろうが、NHKにはそれに屈せずに取材と報道を続けて欲しいと思う

    Nスペ『STAP細胞 不正の深層』 - 小保方晴子は若山研からES細胞を盗んでいた | 世に倦む日日
  • 「STAP細胞」はES細胞だった - 理研・若山照彦・NHK三位一体の暴露と証明 | 世に倦む日日

    昨日(6/16)は、NHKの7時のニュースに舌を巻いた。「STAP細胞」の捏造に関する衝撃のスクープの提供であると同時に、そのことを視聴者にきわめて分かりやすく、短時間のコンパクトな情報発信に纏めた報道だった。NHK(科学文化部)の取材力と編集力に脱帽させられる。科学ジャーナリズムとして満点の評価が与えられるべき内容で、放送を見ながら感動させられた。実は、昨日の午後2時からの若山照彦の記者会見を、ネット中継に張りついて注視していたのだけれど、どういう事実関係なのか、正直なところ概要を正しく把握することができなかったのだ。最も簡単に要約すれば、若山照彦が小保方晴子に手渡したマウスがすり替えられた疑惑について、第三者機関の遺伝子解析によって検証された事実を公表した会見であり、その結論だけは理解できた。しかし、若山照彦の説明は、遺伝子の解析結果の専門的な中味をそのまま羅列したもので、その意味を一

    「STAP細胞」はES細胞だった - 理研・若山照彦・NHK三位一体の暴露と証明 | 世に倦む日日
  • 小保方晴子の不正事件が問うもの - 格差社会の分配と秩序と倫理 | 世に倦む日日

    先週、小保方晴子の論文不正の問題ばかりを夢中になって追いかけていた。釘づけになってネットの中の情報を追いかけた。追悼と慰霊の週であったにもかかわらず、この問題に夢中になり、他のことには関心が向けられなくなっていた。何が問題なのか、どうしてこの事件がそれほど重要なのか、私なりの視角と論点を述べてみたい。最も関心があるのは、小保方晴子がどうしてこのような不正を行ったのか、その動機と心理の真相である。3/14の理研幹部の会見で、調査委員長の石井俊輔は、小保方晴子からのヒアリングの結果として、「画像の切り貼りは、やってはいけないことだという認識がなかった」と説明している。私は、早稲田(理工)の博士論文もコピペだらけだったことが明らかになった3/11に、人はコピペ論文の不正について何とも思ってなかったのではないかとTWした。これは直観だったが、的中した感がある。小保方晴子が提出した博士論文は、人の

    小保方晴子の不正事件が問うもの - 格差社会の分配と秩序と倫理 | 世に倦む日日
    sotokichi
    sotokichi 2014/03/18
    気持ちは分かるが主観入りすぎw
  • 1