10年前の2005年12月14日。それは忘れられない日。ウィルコムからWindows Mobileを搭載したスマートフォン、W-ZERO3が発売した日です。 当時のモバイル環境は、携帯電話やノートパソコンに市場が押されてしまい、PDA(パーソナルデジタルアシスタント)が瀕死の状況でした。辛うじて生き残ったモバイルユーザー達は、海外端末を日本語化して使用している状況でした。その海外で発売されていた端末は、PDAではなくスマートフォンでした。しかしながら海外で発売されているスマートフォンは、当時は通信方式がGSMだったため、日本で通信はできずに、日本のユーザーは海外スマホを日本語化してPDAとして使う、という歪んだ環境に甘んじていました。 PDA単体で電話やネットをしたい、それは当時のユーザーの夢でした。PDA時代は、通信カードを内蔵させてやっとPHSや携帯で通信ができる端末がほとんどでした。
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